ここでは、ポスティングをおこなう場合の注意点や考え方を、いくつかのポイントに分けてご説明していきます。
お客様がこれからポスティング用のチラシを作る場合の注意点をご説明します。
ちょっと思い出してみてください。皆さんのご自宅にポスティングでチラシが投函されていたときのことを・・・。
自分に
ことが書いてある、もしくは書いてありそうだと思われるチラシはとりあえずは見てみませんでしたか。
逆に
と感じたら、内容を読む以前にゴミ箱に捨てていませんでしたか。
この捨てるか捨てないかの判断をする段階では、チラシの細かい内容まで読んではいない方がほとんどです。ではどうやって判断しているのでしょう。
実は、ほとんどの方はチラシを手にとってからほんの数秒でジャッジ(判断)しています。あなたはご自宅にポスティングされたチラシをどこで判断していましたか?
では、どうすればチラシを捨てないで見てもらるようになるのでしょうか。
見てもらうためには、見たくなるような内容が書かれていなければなりません。
そのためにはまず、興味を持って読み続けてもらう必要があります。
例えば会社や商品のパンフレットのように、サービスの案内や商品を並べるだけでは興味を持ってもらえません。もちろん、サービスや商品の案内は必要ですがもっと大切なことがあります。それはチラシの内容を記載する順番です。ポストに投函されたチラシを手に取ったとき、横書き記載のチラシの場合ほとんどの方はチラシ左上から下右方向へ目線は流れていきます。
ということはチラシの一番最初に見る左上やその周辺にわたしにとって関心や興味があることが書いてある、もしくはそれらしき事が書かれていそうなチラシは、その先まで読みます。
逆にそう感じられなかったり、興味があることが書いてあっても、チラシの中ほどや下の方に書いてあったり興味をそそる言葉がぼやけてしまっているようだと内容を読む前に捨てられてしまいます。
つまり、手に取った方がチラシを見た瞬間に、関心や興味をわかせる言葉をチラシ左上部に目立つように記載しておくことがとても大切です。
チラシを手に取った人にいきなり商品の説明や紹介から始めても見てもらえません。
なぜなら、貴店のサービスや商品に関心をもってチラシを見ているわけではないからです。
もちろんお問合せをしてきたわけでもありません。にもかかわらずチラシの最初から商品の説明や紹介をしてしまうチラシが見受けられます。
ポスティングされた住民の方からすれば、ご自分のポストにことわりもなく勝手に投函されたチラシなわけですから、まずはその人が興味のわくような情報やニーズを提供してあげないと、そのチラシに対する興味を失い、すぐにゴミ箱に捨てられてしまいます。
まずは興味や関心をひくことを念頭に考えたチラシをつくりましょう。
たとえば、チラシの最初の文面に
お客様が心ひかれそうな文書をチラシの最初に目立つように記載するようにしましょう。
まずは、お客さんの知りたいこと・悩み・ニーズを解決する情報を提供することにより、ポスティングされたチラシを見た方の気持ちを瞬時につかむことです。
そして役立つ情報を提供することで、「このチラシは役に立ちそうだ」と判断されれば、興味を持って読み進んでもらえます。
この会社に頼んだら自分の悩みやニーズに答えてくれそうと思ってもらえれば、商品やサービスの紹介もきちんと見てくれるはずです。
まずは、チラシを手に取った方の気持ちをつかむ文言を書き、そのあとに商品やサービスの説明や紹介をすると、興味を持ってもらえます。この順序を間違えると、チラシを最後まで読んではくれませんのでご注意ください。
チラシの作り手側は、あれもこれも書いておきたい、説明しておきたいと考えていろいろ書いてしまうものです。
ところがポスティングされたチラシを手に取ってから内容を読むか読まないかの判断をするのは、そのチラシに興味や関心があると感じた場合だけ細かい内容や説明を読んでくれます。
チラシだけで物を売ろうとしてしまうと、ついついあれもこれも書いておかなければといろいろ書いてしまいます。すると、なにを言いたいのか、なにを一番伝えたいのかがボケてしまい、結局は反響数を減らしてしまいます。
扱われる商品にもよりますが、あくまでもチラシでいきなり物を売ろうとせず、電話でのお問合せ数やご来店数やホームページへのアクセスを増やすことに特化したチラシをつくり、反響やお問合せをいただいた時点で細かい説明をおこなうように心がけましょう。
また逆に、写真などの情報量を増やしてお客さんのニーズを意識しながら、興味をもってもらえそうな商品や情報をたくさん提供することで、問合せが増えやすくなる場合もあります。
それは多くの情報量が提供されていることで、お客さんに「〇〇分野の専門家」だと思ってもらえる手法です。飲食店・宅配ピザ・宅配すしやリフォーム業者などのいろいろな商品を扱う業種の場合は有効で、それによって購買意欲をひきだし、問合せしてくれるようになります。
このようにチラシの内容や記載する順番はとても重要です。
いままでポスティングや新聞折込などで反響が少ない場合には、チラシの記載の順番や内容の修正を施すことで確実に反応アップにつながります。ぜひ一度コンテンツの順番や内容を見直しをお勧めします。
チラシの情報量を増やして集客したい場合でもチラシではスペースに限りがありますのでどうしてもお客様に伝えたい情報量が限られてしまいますし、十分に掲載しようと思うと、どうしてもそれなりのコストがかかってしまいます。
その場合の方法としてお勧めなのがポスティングとホームページの連動です。チラシに比べてホームページは何倍もの情報量を掲載することが可能です。でも、貴店のホームページがあることを知っていただかないと宝の持ち腐れとなってしまいます。
そこでまずポスティングでチラシをみた人に、こちらから情報を提供して興味をもっていただき、「お客様の知りたい情報は当社のホームページを見ていただければ、もっとよくわかりますよ」とホームページに誘導する方法が有効となってきます。
ホームページにアクセスしてもらうには大きく2つの方法があります。
そこで、貴店のURLや会社名を知らない人にもホームページを見てもらうための手段として有効なのがポスティングするチラシに貴店のホームページのURLや「〇〇〇」で検索をクリックやQRコードを掲載することです。
それによって、チラシを見た人をホームページに誘導することができます。
しかし、ただ単にチラシにURLやQRコードを掲載しただけでは、多くのアクセスは見込めません。ホームページを見てみたくなるような「しかけ」が必要です。
たとえば、「〇〇で失敗しない3つのポイント」を知りたい方は、詳細はホームページをご覧ください。など、チラシを見た人がさらにホームページも見たくなるようなキャッチフレーズを入れておくととても効果的です。
そうすると、じっくりと貴店のホームページを読んでもらえますのでサービスや商品を理解していただきアクセスが増えます。事前にホームページを読んで納得して問合せをいただけるので、お客様が増えるというわけです。
ウェブ上のホームページは、ポスティングされるチラシとはちがいたくさんのサービスや商品の説明、強みなどの情報を充実させておく必要があります。
あまりホームページが役立っていないという方は、ぜひ、ポスティングと連動させるといった工夫を活用してみてください。
ポスティング創業26年目のビルドコンサルテーションは東京の八王子、多摩、日野、専門で地域情報を提供する地元地域密着型のポスティング専門店です。
ポスティングをするだけではなく、少費用で集客率をアップさせるポスティング方法や配布場所のご提案をいたします。(配布エリア:東京 多摩・八王子・日野・稲城 他)